十字架(クロス)のタトゥーの意味を解説します。ファッションとしても人気が高い十字マークは、もちろんタトゥーでもポピュラーなモチーフです。男女問わず一定の人気があります。また、スピリチュアルで神秘的な意味を持つシンボルとしても有名です。今回は、そんな十字架(クロス)について紹介します。
INDEX
十字架(クロス)の意味は、「神聖」「神への愛」「復活」「困難に対する勝利」「希望」「生きる力(生命力)」など
古代のあらゆる文化で用いられたき十字架(クロス)のマーク。
シンプルかつ神秘的な十字架マークは、日本でもクールなモチーフとして認知されていますよね。
もちろん、タトゥー界隈でも人気が高いデザインです。
十字架(クロス)のタトゥーが持つ意味
- 神聖
- 神への愛
- 復活
- 困難に対する勝利
- 希望
- 生きる力(生命力)
などなど。
※十字架(クロス)のモチーフは一部の宗教・文化では解釈(意味)が異なる場合がございますのでご了承くださいませ。また、本記事は、みんなのタトゥー編集部が「紹介するべき!」と考えた代表的なエピソードのみをピックアップしています。十字架はシンボルとして有名なため、上記以外にも「死」「愛」「人生」などの意味で扱われることがあります。
あくまでご参考までにご覧いただけますと幸いです。
「神聖」「復活」「困難に対する勝利」の意味は、キリスト教での役割から由来!
まずはじめに、「神聖」「復活」「困難に対する勝利」について解説します。
十字架(クロス)はキリスト教において最も重要なシンボルとされているため、キリスト教と関連するエピソードが多いです。
※決して「十字架 = キリスト教徒」を意味するわけではありません。アクセサリーはもちろん、タトゥーでも気軽にファッションとして取り入れている人も多いです。しかしながら、当然「キリスト教」を象徴するシンボルでもあります。
「神聖」の意味について
十字架(クロス)は、キリスト教における最高クラスに神聖なシンボルです。
ゆえに「神聖」「神(キリスト)への愛」を象徴するアイテムでもあります。
ときには十字架(クロス)自体が、キリスト教の名誉そのものとして扱われ、「十字架を汚すこと = キリスト教への冒涜(侮辱)」と捉えられることがあります。※余談ですが、テレビ等の公共の放送で十字架を燃やすシーンなどは絶対にタブーです。
「復活」「困難に対する勝利」「希望」の意味について
十字架は、イエス・キリストの磔刑に用いられた道具でもあります。
そのため、「受難(精神的および肉体的な苦痛)」を象徴するシンボルでもあります。
その一方でイエス・キリストは処刑の数日後に復活したことから、「復活」をはじめ「困難に対する勝利」「希望」「奇跡」など、神秘的な意味合いを象徴することもあります。
「生きる力(生命力)」の意味はクロスの形が由来
続いては「生きる力(生命力)」の意味を解説します。
これは(キリスト教以外での)十字架マークの意味から由来しています。
シンプルな形をしている十字架は、実はキリスト教が誕生する以前にもシンボルとして意味を有していた言われます。
その起源は古く、遥か昔の旧石器時代まで遡ります。
大昔の人々は・・・
- 十字架の四隅はそれぞれ土・水・火・風の4元素を表している。
- 縦と横の線が交わる形が「天と地」を結ぶことを意味している。
など、クロスマークは「自然界のパワーの交わり」を示すモチーフとして扱っており、そこから「生きる力(生命力)」「エネルギー」の象徴になったと考えられます。
実はクロス(十字架)の起源は旧石器時代で、土・水・火・風の4元素を表しています。いわずと知れたキリスト教のシンボルである十字架は、縦と横の線がクロスしており、天と地の交流の象徴であり、生きる力の象徴です。身に着ける人に神秘の力を与え、災いから身を守ってくれるといわれているモチーフなんですよ。
十字架(クロス)は様々なデザインがあり!
一口に十字架(クロス)と言えども、様々なデザインがあります。
代表的なデザインはタトゥーでも頻繁に用いられるため、解説しておきますね。
ラテン十字(ローマ十字)
ラテン十字は、縦長に構成されたシンプルの十字架です。
日本で一番見かける機会が多いのではないでしょうか。
ギリシャ十字
横と縦が均等の長さで交差している十字架がギリシャ十字です。
もともとは東方ギリシャを中心とする東方教会で主に用いられていましたが、今は西方教会でもラテン十字と並んで使われるシンボルです。
ケルト十字
十字の交差部分に円を囲んだ十字架をケルト十字と呼びます。(アイルランド十字、アイオナ十字とも言います。)
ケルト系キリスト教のシンボルであり、ケルト美術の組紐模様のデザインが一般的です。
・・・
ちなみにマイナーな十字架を含めると、上記以外にもまだまだ沢山の種類が存在します。
十字架(クロス)タトゥーのデザインをピックアップ!
– 蛇(スネーク)と十字架
– 薔薇(ローズ)と十字架
– 百合と十字架
– イエスと十字架
– 神様と十字架
– 羽根(翼)とクロス
– トライバル
– オールドスクール
– ニュースクール
– ワンポイント
– ペアタトゥー
– 耳の後ろ(耳裏)
– 首元(うなじ)
– 肩
– 背中
– 胸
– 腰
– 脇腹(あばら)
– 腕
– 手首
– 指
– 足
– 足首
タトゥーを隠したい場合は・・・
人生何があるか分からないですし、いざタトゥーを入れた後、やはり年に数回は隠さないといけないシーンが訪れるかと思います。
タトゥーを隠したい場合、ファンデーションシールというアイテムがあります。衣類やサポーターで隠すのもOKですが、最近ではこのような製品もあるのを覚えておきましょう。※肌の色味 / タトゥーの濃さによっては不自然になっちゃうときも・・・。ただし、手軽に目立たせなくできるため、状況によって使い分けてくださいね。
十字架(クロス)のタトゥー まとめ
いかがでしたでしょうか。
十字架のタトゥーは、単体でもお洒落ですが、様々なモチーフと組み合わせてデザインされることも多いです!また、一口に十字架と言っても豊富な種類があるため、シンプルですが結構デザインに悩むと思います。
そんなときは、タトゥーアーティストさんに相談しながらデザインを決めるのもオススメです。
十字架(クロス)の意味に関する3ポイント
- 「神聖」「復活」など、十字架(クロス)はキリスト教に関連する意味が多い。
- ただし、決して「十字架 = キリスト教徒」ではないのでご安心ください。(特に日本は偏見が少ないです。)
- 組み合わせるモチーフ&十字架のタイプによって、デザインはだいぶ変わります!