フクロウのタトゥーの意味を解説します!クリクリの丸い目が特徴的なフクロウ。ヨーロッパを中心に、全世界で愛されている動物です。可愛くて特徴的なデザインに仕上がることもあり、タトゥーのモチーフとしても一定の人気があります。本日は、そんなフクロウのデザインが象徴する意味を解説します!
INDEX
フクロウのタトゥーは「英知(知性)」「品格」「真理」「知恵」「招福」を意味する!
「森の物知り博士」「森の哲学者」とも呼ばれるほど、頭の良い鳥として有名なフクロウ。
賢さを象徴する動物モチーフとして、昔から世界中で親しまれています。(ハリーポッターではマスコットキャラクターとして登場していますね。)
頭や目がクリクリと丸いため、可愛い動物として愛されており、タトゥーのデザインとしても一定の人気があります。
そんなフクロウが象徴する意味は、以下の通りです。
フクロウのタトゥーの意味
- 英知(知性)
- 品格
- 真理
- 知恵
- 招福
さすがにフクロウから連想できる賢そうな意味ばかりですね(笑)
また一部の国・地域では、上記と異なる意味を持つ場合がございますのでご注意ください。本記事は執筆者がピックアップした代表的な意味のみを掲載しておりますので、あくまで参考までにご覧いただけますと幸いです。
さて、それぞれの意味について解説します!
「英知(知性)」はミネルヴァのフクロウが由来!
まずは「英知(知性)」についてです。
“英知”の言葉の意味は、一言で説明すると「とてつもなく頭が良いこと」です。
① すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。
② 哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。また、それを獲得しうる力。ソフィア。
これは有名な「ミネルヴァの梟(フクロウ)」がとても関係しています。
ミネルヴァとは、ローマ神話に登場する「英知(知性)」を象徴する女神です。(ギリシャ神話ではアテナに相当します。)このミネルヴァは、使者のフクロウを肩に止めてる姿が有名です。
ゆえに、ミネルヴァの化身としてフクロウが扱われることがあります。すなわち「英知(知性)の神 ≒ ミネルヴァ ≒ フクロウ」と言うイメージで、フクロウも「英知(知性)」のシンボルで扱われてきました。
フクロウの習性は「真理」「知恵」の象徴?
「英知」は哲学的な意味を持つ言葉です。ゆえに少し珍しいですが、英知と関連して「真理」「知恵」のシンボルとして扱われることもあります。
これはフクロウの習性から由来しています。
フクロウは夜行性のため、1日の終わりである夜中にようやく活動的になります。この習性が「真理」「知恵」に以下のように例えられました。
- 真実 ⇒ 例えばミステリー映画などではエンディングに近づくほど「伏線が繋がる ⇒ 物語が動き出す ⇒ 真実が判明する」との流れで、終盤にストーリーが動き出します。この真実が判明するまでの流れを、夜(1日の終わり)になるほど活発に動くフクロウに喩えたと考えられます。
- 知恵 ⇒ 上記と同様に「1日の終わりになるほど、活動的に動くフクロウ」と「 歳を重ねる(=終焉)ほど深まる知恵」を重ねています。
「品格」の意味は、上品な様子が由来!
続いては「品格」の意味について解説します。
これはフクロウの以下の特徴から来ていると考えられます。
- 落ち着きのある様子 ⇒ 基本的に樹の上で待ち伏せをして、首を回しながら小動物の立てる物音を察知して獲物を狩ると言われています。
- 整った容姿 ⇒ フクロウは褐色と白の斑紋がオシャレな毛艶のある羽毛をしています。また、大きな目に鋭いクチバシなど、他の鳥類と比べると上品で整った容姿をしています。
などなど。
たしかに気高く上品なイメージがありますよね。ゆえに「品格」のシンボルとしても扱われることもあるのです。
また、品格があって賢いため「賢者」を象徴するモチーフとして用いられることもあります。
「招福」の意味は、フクロウの語呂合わせから・・・?
最後に「招福」の意味を解説します。
日本において、フクロウは実は幸運(福)を呼び込むラッキーなモチーフとして扱われています。(主に風水などにおける役割です。)
由来は”ふくろう”の語呂合わせです。
- 不苦労(ふくろう)⇒ 苦労(困難)が訪れず、幸せに暮らせるの意味。
- 福来 ⇒ 福が来ると書いて”ふくろう”らしいです。
- 福老 ⇒ 幸福に老いていく意味で「福老」です。
- 福籠 ⇒ 福を入れる籠(かご)です。幸せを詰めることができるみたいです。
「ふく」と「福」を掛けているだけでなく、「フクロウ」を「不苦労」と捉えるセンスは面白いですよね(笑)
※もちろん、上記は日本語ならではの語呂合わせになります。ゆえに日本限定で通用する意味なのでご注意くださいね。(日本の風水では、語呂合わせをよく使います・・・)
フクロウのタトゥーのデザインをご紹介!
– 月とフクロウ
– 花とフクロウ
– 時計とフクロウ
– スカルとフクロウ
– 背中
– 胸
– 腕
– 手首
– 足
– 足首
タトゥーを隠したい場合は・・・
人生何があるか分からないですし、いざタトゥーを入れた後、やはり年に数回は隠さないといけないシーンが訪れるかと思います。
タトゥーを隠したい場合、ファンデーションシールというアイテムがあります。衣類やサポーターで隠すのもOKですが、最近ではこのような製品もあるのを覚えておきましょう。※肌の色味 / タトゥーの濃さによっては不自然になっちゃうときも・・・。ただし、手軽に目立たせなくできるため、状況によって使い分けてくださいね。
フクロウのタトゥー まとめ
いかがでしたでしょうか。
フクロウのタトゥーはリアリティを求めると格好良く、イラスト調のデザインだと可愛らしく仕上がりますよね。
モチーフとしても上品で素敵な意味が多く、人気の理由が頷けますね。
フクロウの意味に関する3ポイント
- ミネルヴァの化身であるフクロウは、「英知(知性)」を象徴する。
- 日本では、縁起の良い語呂合わせから「招福」の意味がある。
- 特徴的な見た目をしているため、多くのスタイルで独特なタトゥーに仕上がりやすい。