アフターケアの方法を解説します。タトゥーの施術が終わると次はアフターケアをしなくてはいけません。施術後のアフターケアはとても重要なステップです。このアフターケアを怠るとせっかくのデザインが台無しになってしまうことも・・・。今回はアフターケアに関する気になる情報をまとめました。
INDEX
アフターケアとは?本当に大事なの?
そもそもアフターケアって何?
簡単に言うと、タトゥーのデザインをしっかりと定着させるために施術後に行うメンテナンスのことです。
施術直後はやはり傷になって腫れています。しっかりとケアをしてあげないと、最悪のケースでは化膿したり、かさぶたと一緒に落ちてデザインが欠けてしまうことも・・・
そのため、アフターケアは思っている以上に重要なステップなのです!
「家に帰るまでが遠足」と言うように、タトゥーは「アフターケアまでがタトゥー施術」みたいなものです!
絶対にNG!タトゥーを入れた直後にやってはいけないこと
アフターケアの方法を説明する前に、施術直後のNGな行為を紹介!
- 湯船に浸っての入浴(シャワーはOK)
- 海水浴・プール・温泉
- サウナ、日サロ
- 激しい運動
傷口を濡らしてしまうと、ばい菌が入って化膿してしまう恐れがあります。また、激しい運動も同様に、施術箇所を刺激してしまったり、大量の汗で蒸れてしまう危険があるためNGとなっております。
アフターケアって結局何すればいいの?
基本的なアフターケアは、軟骨を塗ったり、刺激しないように保護することがメインです!
施術箇所が腫れている1週間程度は、軟骨を塗ってばい菌が傷口に入らないようにします。その後は掻いたり、こすったりして無理にかさぶたを剥がさないように気をつけましょう。
アフターケアの方法 (1) 【施術直後〜数時間】
① タトゥーの施術直後
タトゥーを彫り終わると、施術箇所に保護シート(ガーゼ)を貼られます。まずは、約3~4時間程度はシートを外さないように気をつけましょう!
※ 保護シート(ガーゼ)は余分な血を吸い取ってくれるシートになります。
② 数時間後 (約3~4時間)
約3~4時間したら保護シートを外して、一度シャワーで施術箇所を綺麗に流いてください。
※このときには石鹸を使ったり、湯船に浸らないでくださいね!あくまでシャワーだけです。
ちなみに、一度シャワーで洗い流した方が良い理由は、大きな”かさぶた”を防ぐためです。
施術箇所から出るリンパ液などをシャワーで洗い流さないと、分厚い”かさぶた”ができることがあります。分厚い”かさぶた”は、色抜けの原因になってしまうのです。(かさぶたと一緒に色も落ちてしまう可能性があるため)
③ シャワー後
シャワーで洗い終わったら、乾燥させた状態でお薬を塗って清潔に保ちましょう。基本的にスタジオが提供しているので問題ありませんが、もしなくした場合は軟膏系のお薬を塗りましょう。
施術箇所が治癒していく過程で、リンパ液などの体液が再びでてきます。
また、その体液にはインクが混じっていることがありますが、デザインの色が抜けている訳ではないのでご安心ください。
これは施術後に洗浄しきれなかった皮膚に着色しなかったインクの残りなので、気にしなくてOKです。
ただし、ベッドのシーツや衣類が汚れてしまう可能性があるのでご注意くださいね。
アフターケアの方法 (2) 【2日目〜かさぶたになるまで】
① 2日目〜3日目 (傷から体液が出ている状態のアフターケア)
2〜3日たっても、タトゥーのサイズやデザインによっては、まだまだ体液が滲むことがあります。
その場合は、まだ入浴はオススメできません。
施術箇所はシャワーで洗い流して、1日目と同様に、乾燥したらお薬を塗って保護します。
期間には個人差はありますが、施術箇所から体液が滲んでいる間は上記のケアを続けましょう。
② 4日目〜1週間 (傷が乾燥 → かさぶた)
大体3日〜4日目くらい経過すると、体液が止まって施術箇所が安定してきます。※個人差があります。
体液が止まると、次は皮膚の表面にフィブリン膜という白い膜が薄っすら出てきます。
この白い膜に関しても傷を刺激しない程度にシャワーで洗い流して清潔に保って下さい。
白い膜が出てくると、かさぶたができ始めます。
さあ、ここからが本番です。
かさぶたの痒み(かゆみ)との闘いです。決して掻いたり、こすったりしないように我慢してください!!
※強く擦ってしますと、かさぶたと一緒にデザインの色が落ちてしまう可能性があります。
③ 約1週間〜2週間 (かさぶた状態)
引き続きかさぶたが痒いと思いますが、かさぶたが自然に剥がれ落ちるまで我慢です!
大体2週間程度でかさぶたが綺麗に剥がれ落ちると思います。※個人差あり
この時期に、タトゥーの色が薄く見えるときがあります。しかし、かさぶたの膜がデザインの上に重なっているだけなのでご安心下さい。
かさぶたが安定するまで、痒くて辛いと思いますが頑張ってくださいね。
痒くて我慢できないときは、どうしたら良いですか?
かさぶたがどうしても我慢できないときは、以下の2つの方法がオススメです。
- 保冷剤をタオルでくるんで冷やす (痒みの神経を麻痺させて抑える)
- ボラギノールを塗る (成分に麻酔作用があって痒みを抑えることができます)
アフターケアの方法 (3) 【2週間〜完成】
2週間〜1ヶ月 (新しい皮膚が生成される)
施術から2週間ほど経過すると、かさぶたも自然と剥がれて新しい皮膚ができあがっています。※個人差があります。
かさぶたが剥がれていて新しい皮膚になっていれば、ばい菌が入ることはありません。
施術箇所もボディーソープでごしごしと洗ったり、入浴中にお湯に浸けてもOKです!
この時期は、タトゥーが少しテカテカして見える場合がありますが、これは新しい皮膚自体がテカテカしているだけです。時間の経過とともに元の状態に戻ります。
ほとんど完成していますが、さらに1〜2週間経てばタトゥーは完全に皮膚に定着して自然な仕上がりになります。
祝!完成 〜アフターケア終わり〜
施術開始から約1ヶ月でタトゥーがようやく完成です!
この状態のタトゥーが、真の姿です。
1ヶ月経過したらまずは自分のタトゥーをしっかりとチェックしましょう!
残念ながら、この状態で色が抜けていたり、デザインが欠けてい場合はアフターケア中にかさぶたた一緒に落ちてしまったことが考えられます・・・
※ もしもアフターケア中に色が抜けてしまった場合は?
約1ヶ月のアフターケアはやはり大変です。ときには、思わぬアクシデントが起こることもあります。
かさぶたと一緒に色が落ちてしまった場合は素直にスタジオに相談しましょう。
スタジオによりますが、皮膚が再生してから無料で色の入れ直しを行うところもあります。
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