馬(ウマ)のタトゥーの意味を解説します。古くから、世界の至るところで人とともに暮らしてきた馬(ウマ)は、歴史があるがゆえに、多くの意味を象徴するシンボルです。もちろんタトゥーのデザインでも人気が高いモチーフです。今回は、馬のモチーフはもちろん、蹄鉄・白馬・ダーラヘストなど、馬に関連するシンボルの意味についても解説いたします。
INDEX
馬(ウマ) & 関連シンボル(蹄鉄、白馬、ダーラヘスト)の意味
馬(ウマ)は、古くから人間と深い結びつきのある動物です。
西洋のカウボーイ、モンゴルの遊牧員、日本の殿様など、世界中の至るところで馬(ウマ)は人間に愛されてきました。ゆえに長い歴史を通じて培った、素敵な意味を多くもつシンボルです。
また、有名な話にはなりますが、馬の蹄鉄(ていてつ)さえもラッキーアイテムとして、世界中で人気を博しています。
今回は、そんなウマに関連するモチーフの意味を一挙に調べてみました。
ウマ(馬)のタトゥーの意味
- 自由
- 勇気
- 気品
- 立身出世
馬の蹄鉄のタトゥーの意味
- 幸運
- 魔除け
白馬のタトゥーの意味
- 高貴
- 優雅
赤い馬(ダーラヘスト)のタトゥーの意味
- 幸運
などなど、主に以上になります。
これらの意味は、みんなのタトゥー編集部が調査した上で「紹介すべき!」と考えた意味のみをピックアップしております。特に馬は世界中でポピュラーな動物のため、一部の国・地域では上記と異なる意味で扱われる場合もございます。
あくまで参考までにご覧いただけますと幸いです。
馬(ウマ)のタトゥーの意味は、「自由」「勇気」「気品」「立身出世」など
まずは、馬(ウマ)のタトゥー全般に共通する意味の由来について解説します。
馬(ウマ)といえば、美しく大地を駆ける姿が印象的ですよね。基本的にモチーフがもつ意味も、このような馬の様子から由来したものが多いです。
馬(ウマ)の意味の由来はこちら
- 自由 ⇒ 広大な草原をノビノビと駆ける様子から来ています。たしかに、大地を颯爽と走る姿は「自由」を連想させますよね。
- 勇気 ⇒ 移動手段のみならず、世界中の多くの戦(いくさ)で馬は重要な役割を果たしてきました。戦闘中であっても恐れずに敵に立ち向かう姿から「勇気」のシンボルになったと考えられます。
- 気品 ⇒ 毛並みの揃ったウマは美しく、気品に溢れていますよね!昔も今も、貴族などに愛される高貴な動物だったことからも、「気品」を象徴するシンボルとして扱われることがあります。
- 立身出世 ⇒ 産まれたばかりの仔馬は、1時間ほどで自分で立ち上がり、3時間しないうちに歩き始めます。すぐに仔馬が立ち上がることや、他の動物に比べて足が早い(= レースに強い)ことから「立身出世」のモチーフでも扱われることがあります。
有名なエピソードは以上です。
ですが、前述したように馬はポピュラーな動物ゆえに、異なる意味で用いられることも多いです。例えば、利口な動物という理由で「賢さ」を象徴したり、ご主人様に忠実なことから「誠実」などのシンボルで扱われることもあります。他にも「忍耐」「力強さ」など、国・文化によって本当に色々な意味を象徴します。
馬の蹄鉄は「幸運」「魔除け」の意味がある。
続いては、馬の蹄鉄(ていてつ)が象徴する「幸運」「魔除け」について解説します。
馬の蹄鉄はラッキーアイテムとして世界的に有名で、蹄鉄”のみ”のタトゥーを入れる人も多くいます。
“馬の蹄鉄”の意味の由来
そもそも、蹄鉄(ていてつ)とは、馬のひづめを保護するU字型の装具です。
邪気を払う効果があると言われており、ヨーロッパでは「魔除け」「幸運」のシンボルとして家の玄関や壁に飾られていたりします。
意味の由来に関しては諸説ありますが、以下のエピソードが有名です。
- 幸運 ⇒ 鉄を打ち付ける際の釘(くぎ)の本数が、外側と内側で合計7箇所なのでラッキーセブンを示している。
- 魔除け ⇒ 馬は人を踏まないことから、それにあやかって人を轢かない(= 自動車などで事故を起こさない)ない縁起物として、魔除け・ 厄除けのお守りになりました。(実際に、欧米では車のグリルに蹄鉄を付けている人がいます。)
白馬と赤馬の意味 | 色に違いはあるの?
最後に馬の色について解説します。
これまで紹介した意味は、馬のシンボル全般に共通する意味です。しかし、一部では「白馬」「赤馬(ダーラヘスト)」は、特別な意味で扱われるケースがあります。
白い馬の意味
「高貴」「優雅」
日本でも”白馬の王子様”と言うように、白馬は普通の馬に比べると「高貴」「優雅」などのイメージがより強いですよね。同様にシンボルとしても「高貴」「優雅」「貴族」を強く象徴することがあります。
赤い馬(ダーラヘスト)の意味
「幸運」
赤い馬のダーラヘストは、スウェーデンを代表する伝統工芸品として有名です。ゆえに、赤い馬もしくは、ダーラヘストの模様が入ったウマは縁起の良いモチーフとして、スウェーデンを含む一部の国では「幸運」のシンボルとして扱われることがあります。
馬(ウマ)のタトゥーをピックアップ
– 花と馬
– 馬の蹄鉄
– 白馬
– ダーラヘスト
– ウエスタン
– トライバル
– 洋柄
– ワンポイント
– 首元
– 背中
– 腰
– 肩甲骨
– 胸
– 脇腹(あばら)
– 腕
– 手首
– 足
– 足首
タトゥーを隠したい場合は・・・
人生何があるか分からないですし、いざタトゥーを入れた後、やはり年に数回は隠さないといけないシーンが訪れるかと思います。
タトゥーを隠したい場合、ファンデーションシールというアイテムがあります。衣類やサポーターで隠すのもOKですが、最近ではこのような製品もあるのを覚えておきましょう。※肌の色味 / タトゥーの濃さによっては不自然になっちゃうときも・・・。ただし、手軽に目立たせなくできるため、状況によって使い分けてくださいね。
馬(ウマ)の意味 まとめ
いかがでしたでしょうか。
馬のタトゥーは、上品なデザインが多く、男女ともにお洒落なタトゥーが多いですよね。リアルなポートレートのタトゥーでさえ、女性人気が結構高いです。
また、小さめなタトゥーの場合でも、シルエットのワンポイントで可愛く仕上がると思います。
馬(ウマ)の意味に関する3ポイント
- 「自由」「勇気」「気品」「立身出世」など、馬(ウマ)は素敵な意味を多くもつ。
- 一部の地域では、カラーによってシンボルの意味合いが異なる場合がある。
- タトゥーでは、大きめのポートレートから小さめのシルエットまで、お洒落なデザインが沢山!